下着に色がつく原因
ワキガの人の多くは、汗で下着を汚してしまうことがあります。
とりわけワキの下の部分に汚れが目立ちます。
これは、ワキガの主な原因が、ワキの下の汗にあるからです。
それではなぜ、体のほかの部分の汗では下着に色がつかないのに、
ワキガの人のワキの下の汗は色がつきやすいのでしょう。
それは、人間の汗にはアポクリン腺の汗とエクリン腺の汗の2種類があります。
アポクリン腺は、肉眼でも十分に確認できるくらい大きいので、
別名大汗腺ともいい、体毛の出口に開口しています。
一方、エクリン腺は、肉眼で確認できないくらい小さいので小汗腺といわれ、
皮膚の浅いところにあり、毛穴とは関係なく直接皮膚表面に開口しています。
アポクリン腺の汗の成分には、各種のたんぱく質、脂質、糖質、アンモニアなど
様々な物質が含まれています。
エクリン汗が、微量の塩分の他は、ほとんどが水なのとは対照的です。
この成分の差が、ワキの下の汗(アポクリン汗)では下着に色がつき、
他の部分、たとえば背中の汗(エクリン汗)では色がつかない原因となっているのです。